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イチゴといえば、子供の頃はスプーンで潰して牛乳と砂糖をかけて食べるのが好きだったけど、同じくイチゴを思いっきり潰した懐かしい記憶がある。確か小学校3年生の夏休み。静岡にある親戚の家に遊びに行ったときのことだ。

今はすでに家の周りは住宅だらけになってしまったが、当時は畑や田んぼが広がっており、蛍狩りなんかもできた。そんな畑を囲む小さな用水路で、従兄弟の兄ちゃんと小魚を追いかけ回して遊んでいた。泥だらけになりながら、時間も忘れて。

日も暮れようとするとき、用水路の水の中を覗き込む我々の背後に人の気配。振り返ると一人の男性が仁王立ちしている。
その人は大きな声で一喝するようなことはせず、しばらくじっと子供の姿を見つめていたような。
ただし、なんとも悔しいような悲しいような、そして怒りも混じった複雑な表情で。

その後どうなったかほとんど記憶がない(最近またTVなどでよく聞く言葉。だいたい都合の悪いことは忘れちゃうもんだね)。ただ、自分たちが遊んでいる間に、畑の作物をめちゃくちゃに踏み荒らした惨状をその時になって初めて気がついたのを覚えている。
おそらく、農家への謝罪には後で叔母がしてくれたのだろう。

その時に踏み荒らして潰してしまったのがイチゴの苗だった。まだ赤くならない白い実が付いていたような。夏イチゴだったのだろうか。
イチゴの懐かしい思い出。

そんなことがあったせいでもないだろうが、数年前に自分でもイチゴをプランター栽培し始めた。
最初は2階のベランダで。そして翌年からは庭にプランターを置いておいたら、ランナーがどんどん伸びて地の所まで到達して株を増やした。

沢山の実をつけるようになったけど、今度は野生動物の被害に遭うようになる。どうやらネズミが来ていたようだ。
綺麗な可愛い赤い実が、収穫前に盗まれる悔しさを味わう。
あの時の農家のおじさんの怒りや悔しさがやっと解ったような。ちょっと遅すぎだね。

そして同じ頃、あるイチゴ農家から仕事の依頼が舞い込んだ。
今の自分にとって願ってもない話ではあったが、丁度、介護にてんやわんやの頃で、しかも遠く離れた土地だったので残念ながらお断りするしかなかった。
イチゴに罪滅ぼしをするチャンス、だったのだが。。。まあ縁がなかったと諦めるしかない。

そんな色々な思いを胸に、今日も美味しいイチゴに舌鼓をうつ。

「さがほのか」
お話をいただいた農家では多分これを作っているのだと思う。

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